大内ビューティークリニック|美容皮膚科|外苑前駅 徒歩1分
ボトックス
ボトックスとは
ボトックスは色々な治療目的で使用されますが、最も一般的なのは眉間や目尻など、表情が変化するときに筋肉を動かすことなどが原因でできる「表情じわ」を改善する治療です。
そのほか、小顔ボトックス(エラボトックス)など筋肉をすっきりさせる治療もあります。
若いうちは、表情を作った時だけに現れる表情じわですが、年齢を重ねるにつれ皮膚の弾力が低下すると、同じ表情を繰り返しているうちにしわがそのまま残り、消えなくなります。
しわの治療は様々な方法がありますが、ボツリヌス治療は天然のタンパク質の一種 ボツリヌスを注射し、しわの原因となる表情筋をリラックスさせることで、しわを改善する治療法です。
アラガン社のボトックスビスタ®︎はボツリヌス治療の代表的な薬剤で、表情じわの改善に効果を発揮します。
表情じわが目立つと…
表情じわが目立つと、
・年齢よりも老けて見える
・疲れて見える
・気難しい顔をしているように見られる
という、あまり喜ばしくない影響があります。
表情じわが刻まれるのを予防するには定期的にボトックス治療をするのが最適です。
表情じわが刻まれる前にボトックス治療を始めるのが理想的ですが、刻まれてしまった表情じわも、ボトックス治療をすることでしわは浅くなり、これ以上深く刻まれることを予防します。

法令線などの「たるみじわ」に対しての治療は?
歳を重ねるとともにお顔の骨や脂肪が減少し、筋肉が衰えることで下垂してできる、たるみ。それが、表情の変化と関係なく深く刻まれるのが、たるみじわです。このようなしわには、ヒアルロン酸注入治療やハイフなど他の治療をおすすめします。
ボトックスビスタ®︎について
ボトックスビスタ®︎は表情じわの原因となる表情筋の緊張を和らげて、眉間や目尻などのしわを目立たなくします。
ボトックスビスタ®︎の成分は、天然のタンパク質。ボツリヌス菌から作られますが、製剤の有効成分は菌ではないため、体内で増殖することはありません。1970年代にアメリカで導入されて以来、病気の治療に広く採用され、現在では世界98カ国*の医療現場で使われています。
*2017年12月現在
ボトックスビスタ®︎は日本で唯一、厚生労働省が承認したボツリヌス治療製剤です。日本の基準での有効性、安全性が高く評価され、厳しく品質管理されています。また、ボトックスビスタ®︎による治療を行うことができるのは、所定の講習を受け、認定された医師のみです。
韓国製ボツリヌストキシン製剤について
ボトックスの効果のあらわれ方
一般的に、治療の2~3日後から徐々に効果を感じられるようになります。
そして、個人差はありますが、通常3~4ヶ月くらい効果が持続。
時間が経って、注入したボツリヌスがなくなると、治療の効果はだんだんと薄れて元の状態に戻ります。
治療によって治療前よりもしわがひどくなることはありません。
ボトックスの効果をより感じていただくために
ポイント1:
治療を受けてから3~4ヶ月経つと、表情筋がリラックスした状態から、しわが刻まれやすい治療前の状態に戻ります。
そこで治療をやめず、3~4ヶ月ごとに継続すれば、若々しい印象を保つことにつながります。
ポイント2:
お顔の筋肉や皮膚は、すべてつながっています。
ですから、「ここが気になる」という表情じわだけをピンポイントで治療するよりも、お顔全体を立体的に捉え、複数の部位に働きかけることが、より自然にしわを目立たせなくする理想的な方法です。
ポイント3:
表情じわは、声を出して笑った瞬間やスマートフォンに集中しているときなど、意外と本人は気づきにくいもの。深いしわに定着してしまう前に、早めの治療が有効です。
治療前に注意すること
以下に当てはまる方は、治療前に医師に必ずお伝えください。
・全身性の筋肉の病気(筋萎縮性側索硬化症[ALS]、重症筋無力症、ランバード・イートン症候群など)にかかっている方
・妊娠または妊娠している可能性のある方、及び授乳中の方
注)妊婦、授乳婦に対する安全性は確立していないため、治療を受けることができません。
・妊娠する可能性のある方
注)ボトックス製剤の投与中、及び最終投与後2回の月経を経るまでは避妊する必要があります。男性は少なくとも3ヶ月避妊してください。
・過去にボツリヌス治療を受けてアレルギーを経験した方
・使用中の薬剤がある方(特に抗生物質、筋弛緩剤、精神安定剤など)
・喘息などの慢性的な呼吸器疾患や緑内障のある方
・他の医療施設にてボツリヌス製剤で治療を受けている方
治療対象疾患および投与日・投与量を必ずお申し出ください。
治療後に注意すること
治療後は以下の点に気をつけてください。
副作用が気になる場合は、医師にご相談ください。
・注射当日の洗顔は問題ありませんが、注射部位を揉んだり、強くこすったりしないでください。
・注射部位に内出血を起こすことがあります。
・副作用が現れることがあります。頭痛、まぶたが下がる(眼瞼下垂:がんけんかすい)、注射部位の局所的な痛み、顔の痛み・赤み、筋肉の部分的な脱力、注射部位周辺の腫れ・あざ、皮膚のつっぱり、無感覚、チクチクする感じ、吐き気などが報告されています。